去年の7月に、メルカリで同僚だった矢本さん(@yamotty3)と株式会社10Xを始めました。矢本さんが代表で、自分は開発全般を見ています。会社やプロダクトのストーリーは矢本さんのポエムに任せることにして、自分はエンジニアとして会社を立ち上げた雑感を書きます。

仕事を選ぶ理由は人それぞれですが、同じ人でも時期によって何を重視するかは違ってくると思います。新卒時に重視していたことは「開発ができるようになれること」でしたが、今の自分は少し変わって以下の3つを重視しているようです。

  • 人が抱えている問題を解決すること
  • 技術の幅を広げること
  • チームとして機能すること

いざ書いてみると月並みという感じですが、、。会社を始めるということをあまり想定していなかったタイプなのですが、それでも踏み切れた理由は、この3つがきちんと満たせそうだと思えたからではないかと思います。

以下、それぞれの説明と今の実感を書きます。

人が抱えている問題を解決する

人が抱えている問題を完全に解決するのは相当難しいことだと思いますが、最小限に役立てるものから始めて、そこから問題のより広い範囲を解決することに挑戦する、というのはやりがいのあることです。そして、面白いです。

例えば、最近リリースしたタベリーは、年に300回以上発生する「今日は何の料理をつくろうか?」という問題を解決しようとしているものです。現段階のこのプロダクトは問題のすべてを解決できるわけではありませんが、これからより広い範囲を解決できるように開発していく予定で、それを人に使ってもらうのがとても楽しみです。

技術の幅を広げる

自分はクライアントサイドに軸足を置いているエンジニアで、仕事では主にiOS開発を担当してきました。それなりに経験があるので、iOS開発に専念する立場は心地が良いですし、安定した成果も出せるでしょう。

しかし、問題を解決することに必要なのはiOS開発だけとは限りません。状況によって必要な技術は異なり、それはある時はハードウェアの技術かもしれませんし、ある時は機械学習かもしれません。自分が取り組みたいと思っているのは、特定の技術ではなく問題を解決するプロダクトです。したがって、iOS開発に専念するのではなく、必要に応じて幅広い技術扱うべきだと気付きました。

実際に、タベリーの立ち上げ時はエンジニアが自分1人だったこともあって、Kubernetesでコンテナ群を管理するところからiOSアプリをリリースするところまで、全て担当するという経験ができました。今では、11月にチームに入ってくれた石田さん(@wapa5pow)にほとんどのiOS開発を担当してもらっていて、自分は一旦iOS開発から離れることができました。

今はAndroid版の開発を急いで進めているのですが、その次に取り組むことではまた違う技術が必要になりそうで、今年も色々と身に付けることになるようです。

チームとして機能する

チームを組むのは1人では成し遂げられないことを成し遂げたいからだと思います。

矢本さんと自分には「人の課題を追求する」という共通の意識がありました。そして、矢本さんはプロダクトマネジャーで自分はエンジニアでした。ちょうど、お互いが活躍するにはお互いが必要という状況だったわけです。

元々同僚だったので特に驚きはないですが、今もチームとして上手く動けていると思います。今はPM1人にエンジニア2人という小さなチームなので、チームに欠けている視点もあるかもしれません。いずれ補ってくれるようなメンバーも迎えたいと思います。

まとめ

こんな感じでがんばっております。チームに興味を持ってくれた方は是非お話ししましょう。

https://10x.co.jp/recruit